バタバタバタ
「ドラえもん、見て見て、この間のテストで、がんばったら、60点もとれたよ!ねぇすごいでしょ!」
・・・・・
「ねぇ、ドラえもんったら、ドラえもん。」
ユサユサ
パタッ
「!!」
「・・・ドラえ・もん?・・・ねぇ、どうしちゃったのさ。」
・・・・・
「あ、そーだ!きっと僕の事を騙そうとしているんだな、よーし!」
がらがら
がさごそがさごそ
「あ!あったあった。」
「ほーらドラえもん、ネズミだよネズミ・・・。」
・・・・・
「ドラえもん?」
「こ、壊れちゃったのかな?ねぇったら、ねぇ。」
「ぐす、ド、ドラえもん。」
・・・・・
「ねぇ、返事してったら、ねぇ。」
・・・。
「ぐすっ、わーん、ド・ド・ド・ドラえもんがー。こ、壊れちゃったーーーーーーーー。」
―――――――――――――――
すくっ
「こ、こうしてなんかいられないぞ!どうにか、どうにかしないと!」
「でもドラエもんなんていなくても四次元ポケットがあればいいや」
のびたはドラエもんを見捨ててしずかちゃんの家に遊びに行ってしまった。
「はっ!」
「何てことしていたんだ!僕は!早くどうにかしないと!」
「よく考えるとドラエもんがいた意味って何だろうな・・・いつも怒るし、道具出してくれるだけでよかったもんな・・・直してもしょうがないだろう・・・これは運命だったんだ・・・もともとドラエもんなんて人間が作り出した機械だ・・・そんなもののために僕が何をする必要があるんだ?所詮機械は人間が利用するためにあって必要なくなったら壊れるものじゃないか・・・四次元ポケットさえあればドラエもんなんて要らないさ・・・」
「あっ!でも今まで良く世話をしてもらったんだから
治してあげるのが礼儀じゃないか!何を考えていたんだ、
僕は!」
「そうだ・・・海に捨ててしまおう・・・」
のびたはそう呟くとどこでもドアで海面に来た。
「さらば、もうお前は必要ない・・・」
ボッチャーン
こうしてドラエもんの体内は海水に満たされ、すぐに錆びだした。
そして、数年後に海の底から見つかったと言われる錆びついた未知の金属の正体が実はドラエもんだったと言うのはまた別の話である。
「はっ!」
「なんて妄想をしていたんだ、僕は!」
「早くドラえもんを治さないと!」
でもどうしたら良いか分からない・・・
ふつーにママに捨てられちゃう
のびたは6年生になり、ドラエもんのことはとっくに忘れていた。
「よーし、今回のテストも100点満点中、120点だ。」
実は、忘れたと見せかけて猛勉強をしているのび太であった。
「やぁ、のび太君!」
「おや、出来杉君。今回のテスト、どうだったの?」
「もちろん、100点だけど。・・・のび太君は?」
にやっ
「いやぁ、恥ずかしくて言えないよぅ。・・・ま、ざっと120点ってとこかな。」
「えー!すごいなぁ!」 (ってゆうか、無理でしょ。
「何でそんなに良いかって?」
(いや、聞いてないから・・・。)
「僕、もっともっと頭良くなって、壊れちゃったドラえもんを治すんだ!それが礼儀ってもんでしょ。」
(♪帰ってきたドラえもんのテーマが、どこからともなく流れてくる)
「うわぁ、流石のび太君!」
「へへっ、」
〈頑張れのび太!作者より。〉
のびたはあたまがよくなってどらえもんをなおした
そしてへいわにくらしたとさ・・
完
「↑というのが夢でさぁ。」
「頑張ってね、のび太君!」
「うん、ありがとう。じゃ、またねー!」
タッタッタッタ
「うん、来週のテストも頑張ろうねー。」
ピクッ
「・・・!そうだ!今度のテスト、何点か競わない?」
「えー!無理だよ、のび太君に勝つなんて。」
「いーから、いーから!」
「うーん、しょうがないなぁ。」
「やった!じゃ勝った方が『参考書』をあげるってのはどう?」
「いいねぇ、良し乗った!」
こうしてのび太と、出来杉の戦いが始まった
〈ガンバ!のび太!〉
「ていう夢を見たんだドラえもん」
「へえ〜ぼくがこわれるのか」
ドラと伸びたへいわにくらしましたとさ・・・
↑「ってはなしができたらなぁ・・・。」
落ち込むのび太。
↑「のもゆめでした」
そしてのび太は誰かに起こされました、
のび太は誰かに起こされたか分からないのでめがねを付けて見ました、
ドラえもんでした足の部分の色が薄かった
「なんでドラえもんの足の色が薄いの?」と聞いたら・・・・・・
ドラエモン「・・・」
のび太「どうしたのさドラエモン!!」
ドラエモン「そうか・・・もう僕の役目は終わりだ・・・」
のび太「そんなぁ!!嘘でしょ?嘘だと言ってよ!!」
ドラエモン「嘘じゃないよ・・・のび太君・・・色々あったけどのび足太君に会えてよかったよ・・・」
のび太「ドラエモン・・・逝かないで・・・」
ドラエモン「泣かないでのび太君・・・もうお別れだ・・・」
のび太「ドラエモン・・・」
ドラエモン「ああ・・・お迎えが来たよ・・・・・・のび太君・・・頑張ってね・・・」
のび太「うぅ・・・ぐすっ・・・」
ドラエモン「ホントニタノシカッタヨ・・・」
・・・こうしてドラエモンは天国へ逝った
エンディング「今はいないドラエモン・・・」
1.
こんなこといいな できたらいいな
あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあったけど
みんなみんなみんな かなえてくれた
ふしぎなポッケで かなえてくれた
そらをじゆうに とべたんだ
「ハイ!タケコプター」
アンアンアン 大好きだったドラエモン
2.
しゅくだいとうばん しけんにおつかい
あんなこと こんなこと たいへんだったけど
みんなみんなみんな たすけてくれた
べんりなどうぐで たすけてくれた
おもちゃの へいたいだ
「ソレ!とつげき」
アンアンアン 大好きだったドラエモン
3.
あんなとこいいな いけたらいいな
このくに あのしま たくさんあったけど
みんなみんなみんな いかせてくれた
みらいのきかいで かなえてくれた
せかいりょこうに いけたんだ
「ウフフ!どこでもドアー」
アンアンアン 大好きだったドラエモン
アンアンアン 死んだら会えるねドラエモン